老いのひとこと

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     尾添川  無断掲載



孫たちが放流した金魚は生憎の濁り水の洗礼を受けて何処かへ姿を消してしまったようだ。


混濁した泥水は5日の午後に発生したまま一向に改善の兆しすらない。


或いは若しや何処かに不届き者がいて秘かに不法投棄しているのかも知れない。


そんな思いで7日の日に、県庁の河川課へ電話をいれて此の間の経緯を問い合わせたのだが担当職員のお方は寝耳に水のような対応しかなさらないのだ。


二級河川を管理する石川県にも此の情報が入ってはいないことを知ったのです。


即刻、情報収集に努め追って連絡するとのことであった。


処が、8日になっても応答がないのでこちらから再度河川課に電話をいたせば目下鋭意調査中だという。


不確認な情報だが尾添川上流の通称ナカノ川にて土砂崩れがあったやに聞いているのだという返答なのです。


いまだに其の崩落現場は確認してはいないという。


そこへは通常の交通手段では入れない箇所なので復旧の目途は立たないのだという。


確かに人命に関わる火急の事態ではないかも知れないが米作農家にとっては気懸かりなことには違いなさそうだ。


自然災害ならどうしようもなかろう。


でも、此れは天災なのか或いは人災なのか。


国土保全のため天災を未然に防ぐにはどうあるべきなのか。


伐採規制とか植林奨励とか護岸補強とかその道のエキスパートの出番ではありませんか。


お頼み申します次第なり。


或いは、ひょいとして砂防工事の許認可権を握る議員さんたちが又しても躍り出るのかもしれない。


手薬煉を引いて待ち受けているかもしれません。


何時か来た道、公共事業へ通じる公道に何かしら繫がっているような気がしてならない。


おお神よ八百万の神々よ、彷徨える魚たちに安住の地を与え給え。