老いのひとこと

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川向うに小学校がありよく登校風景が目に入る。


二学期を迎えて今たけなわの此の時期になって初めて目にした光景でした。


児童会の役員の諸君でしょうか何時もの様に校門に立って「おはようございます」と大きな声を張り上げて挨拶運動に精を出す。


よく見れば一番先頭に立つ大柄な男の子は登校生一人一人に大きな手を差し伸べて握手を求めているではありませんか。


少しばかりは恥じらいの気持ちをからだの表情に現わしてはいるものの大きな勇気を振り絞って健気にやっている様子がよくわかる。


上背のある女の子は一人一人に深々と頭を下げている。


躊躇い乍らおどおどするよりも仰々しく大胆に大袈裟すぎるくらいに振る舞った方が好いに決まっている。


笑顔の好意を与える方も受ける方も傍で見ている者にも気持ちがいい。


これが果たして児童たちの自主的発案の基づくものかは知りようがない。


まかり間違っても学校サイドからの作意的やらせ行為であってはならないはずだ。


迎え入れるのは児童会の委員たちもさることながら


先ずは校長さん自らが先頭に立ってこぼれる笑顔で全校の朝のスタートを演出して然るべきだと思った。


 


毎朝の慣行として定着するのかと見ているがどうもそうでもなさそうで些かがっかりする。