老いのひとこと

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新聞記事に少々驚いた。


どうも神戸の某マンションでの実話らしい。


此のマンションでは住民同士の挨拶を禁止したらしいのです。


その動機はマンション内の住民総会で「我が子には知らない人から声を掛けられたら逃げるように指導しているので当マンション内でも互いの挨拶を此の際に自粛したらどうか」との発言があってそれがいつの間にか大きく輪を広めてしまったらしいのです。


確かに誘拐とか痴漢のことは大きく喧伝されるご時世には違いないが我らが生きていく上での潤滑油が途絶えたも同然で何とも殺伐とした世になってしまったものだ。


見知らぬ人から声を掛けられたら目を逸らし応じてはいけません、怪しいと思ったら逃げなさい身の危険を感じたら「チカーン」と大声で助けを求めなさい。


これで算数や国語の授業が果たして成り立つのでしょうか。


少子高齢化に輪をかけて日本国が内部崩壊しかねない危機的状況ではありませんでしょうか。


国民の安心・安全を声高に叫ぶのであれば集団的自衛権とか駈け付け警護や憲法改正もそりゃ重要案件かも知れませんがその先に「此のマンション問題」等の身近な懸案事項を解決した上で存分にやって頂ければ結構かと存じますが如何なものでありましょうか。