老いのひとこと

イメージ 1




今日は敬老の日、老人を敬う日らしい。


うやまうとは老人をたっとんで礼を尽くす日となります。


浅はかながらわたしには先人の方々で敬うに値する人物はなかなか見当たらない。


ご先祖や故人の方々を省けば、敢えて申して両陛下と我が家内ぐらいでありましょう。


況して言わんや此のわたしは他人から尊ばれ礼を尽くされるに値する人物では毛頭ありません。


只々よわいを重ねた古カビ同然の存在にすぎなかろう。


今年からはとうとう我が家内もその仲間入り、


町内会からはお祝いの品が二点も届いてしまった。


本来なら祝われる筋合いにはないのだが折角のご好意なので喜んで頂戴いたしました。


 


さては我が家には三度の賄いから掃除、洗濯、ゴミ処理等々一切合財を家内に依存する今時非常に稀有なる亭主がここにいる。


依って益々以って敬老の日には縁遠き此の無精者には肩身が狭いのです。


その敬老の日を今年も迎えてしまいました。


さてさて我が老妻に何をこそ祝いの品として


贈るべきものか。