ご近所の「みーさん」から能登町の小浦港から直送されたばかりの巨大なるカワハギ5枚を頂戴してしまった。
有り難いことです、かたじけない次第です。
キトキトの鮮度を落としてはなるまい。
ところがカワハギのカワハギ術を知らない。
家内も分からぬと云うので便利な文明の利器ネットで教えて貰うしかない。
ぎこちなくたどたどしい手口ではあるが何とか皮を剥ぎ得た。
何んとおちょぼ口に包丁を入れて頭の皮も剥いでしまった。
まるで昔見たインデアン映画を思い出し余りいい気はしなかった。
馬面の目にも涙ではありませんか。
捌くのはわたしの方で三枚に下ろすのは手慣れた家内が受け持った。
ぷりぷりした歯触りでさすがに美味い。
余りにも厚身に切ったので少々小骨とスジが気掛かりだった淡白な味は絶品だった。