老いのひとこと

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無断掲載



今回は真宗のお坊さんのお話でした。


お話を伺いながらわたしは幾重にもトリプルショックを味わいました。


わたしは常識はずれの常識知らずを自認いたすのだが今回ほど物凄い泡を喰らったことはない。


第一桜井とかミノミヤ、大野君と云われてもピンとこない。


どうも嵐のことだったらしいがわたしの常識では全く通用しなかった。


せいぜいがスマップのキムタクくらいしか知らない。


 


 


どうも今日の話しの主題が「三つの坂」の「マサカ」のお話で在ったのだがそもそも「三つの坂」の何たるかも実は正直わたしは知らなかった。


 


三度三度の飯を喰らって生きてゆく上でこんな事知らずとも支障なく生きて行けますよ。


こんな強がりを言ったとて仕様がない。


 


 


「マサカ」のお話の最中突然内灘闘争の話しが入って来た。


今丁度朝鮮戦争終結宣言が渦中の話題になっているが其の朝鮮戦争勃発時に「マサカ」の闘争事変が起きていた。


米軍試射場が降って湧いたように此処内灘の地に設置されてしまった。


魚で飯を食う地域の住民は莚旗を掲げ命を賭けて反対闘争を繰り広げた。


これが米軍基地反対闘争の先陣的先駆けとなる民衆エネルギーの爆発で在ったのだが実はわたしは其の時高校生、それも不甲斐なくも心気患い不登校、何ら内灘闘争には指一本関与することなく歴史の一齣がするりと動いてしまった。


今から思えば悔悟の念を露わに致さねばなりません。


多感な青春時代を無為に過ごしてしまった事は慙愧の至りと云えましょう。


 


今回のお坊さんのお話から色んな意味でわたしはショックを立て続きに受けたのでした。


斯くなる常識外れの逸れ者であるがあと暫し此の世にお世話にならねばなりません。