老いのひとこと

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とある日のある時間帯の一断面を垣間見たに過ぎぬのだが端的に見てコスモ優勢出光劣勢とみた。


これは素人目にも不思議な現象に映る。


つい最近華々しくも新規オープンし単価も格段に安ければ千客万来の盛況ぶり必至にも拘らず予想外の光景に些か驚く。


漏れ聞く情報に過ぎぬが越前資本の殴り込み部隊が百万石城下の一角を急襲したのだという。


普通の経済原理に基けば価格戦にて安易に決着が付きそうだが其の時点ではまさに逆の現象を呈した。


此れぞまさに判官贔屓の典型例だと云えまいか。


地域に根差した馴染店をおいそれと蔑に致すわけには行かないと云う健気な心情の発露か。


しかし同業者間のシビアなる競合関係はこれからも続くことだろう。


一方が淘汰されるまでなのかそれとも切磋琢磨するサービス合戦が功を奏して両者共々ウインウインに至るものか商売の神様と云えども先は読めないことでしょう。


 


事態が然に在らざる逆転現象に転ずることも無きにしも非ずと云えるがその折には心穏やかならずと云えり。