老いのひとこと

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野々市フォルテに市田元書記局長が来演すると云うので足を運んだ。


わたしは日曜版こそ定期購読するが党員ではない。


でも竹を割ったような明快な論理は終始一貫決してぶれないところが何と云っても素晴らしい。


円やかな口調で鋭く世相を斬り込みながら丸るく柔和に聴衆を引き込む話術は天下一品だ。


今回此処に顔を出したのは勿論其の市田さんのお話を伺うことだが併せて別の狙いもあった。


その一つはごく最近通販にて入手した補聴器「美聴」の性能を試す機会だったのです。


後ろの席のお方の咳ばらいが異常音として捉えたが市田さんの説得力ある力説箇所は概ねくっきりと聴き取れた。


参萬何某の高額を奮発することを此の際此処に決断いたした。


 


もう一つはオペラ歌手田辺とおるさんの歌唱力ではない政治力をお伺いしたかった。


野党統一候補として今壇上に立つ此の人物の第一声に会場固唾を呑んだのです。


開口一番、立候補取り下げの英断を下された西村さんへの謝辞と野党共闘の決意を声量一杯に述べられた。


壇上には田辺氏を囲んで市田氏西村氏に市民連合代表の須藤氏と一川氏がスクラムを組み会場からは万雷の拍手が起きた。


何故かしら其処には喜成氏と盛本氏の姿がなかった。


 


それに付けても隣県福井の大人気ない冷淡すぎる対応に比すれば了といたすべし。


巨大与党に其の気で対峙するには小異を捨て大同に付くべし。


大所高所より大局的に政局を洞察いたさねば有権者が哭いてしまうではありませんか。