老いのひとこと

野田山墓地管理事務所でわたしの墓地に隣接する能路姓の人物の名が墓地台帳に記載されることを確信して問い質したところ見当たらないという。

そして其の地の地番1462-2には何んと吉村重正なる人物名が登録されていたではないか。

処がそこには吉村家の墓石の痕跡すらない跡形もなく撤去されていて何故かしら能路家のものだけが野晒しのまま現存することになる。

吉村家から墓仕舞いの通告がない限り此の能路氏の墓の撤去は元より墓地台帳より墓籍抹消も出来ないのだという。

何れにしろ詳細は本庁の市民課にて問い質してほしいと言われた。

 

台帳上に記載される吉村重正なる人物の所在や如何に、

果たして今なお実在いたすものや如何に・・・。

また吉村氏と能路氏との戸籍上の係わりや此れ如何に、謎の上に謎が重なり合い何とも不可解である。