雑草園顛末記《10》

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続続焼却炉
⑩ 然 ()は申せども消防署長さんの言としてわたしの要望を全面的に容認し、万が一にも大事に至れば申し開きできぬ事態に陥るは必至、高圧的にわたしを否定なされた訳でもなく極めて紳士的な応対であった事も加味し、わたしは十分納得している。
 もはや無用の長物と化した此の焼却炉を一方的に廃炉にしてしまうのも口惜しいので、何としても一つ改良に改良を重ね薪ストーブにでも転用できぬものかと目下鋭意思案中なのです。
 もしも、適うものならば台所しかなかろう。
 耐火性ある設置箇所と煙突部を延長させ換気扇口より屋外へ排出させる施工術を勉強しなくてはなるまい。
 
 しかし、これとて皆の笑いものになり、一笑に付されることであろう。
 いよいよ終末期の症状を呈するに至ったのかもしれない。
 
 確か、床下にもぐり井戸水にて水冷クーラーの設置に挑戦した昔の事を思い返した。
 そういえば確か、原油下落の報を傳えていたはずだ・・・
 やはり、薪ストーブは現実的ではないのかもしれない。