老いぼれの独り言

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老いぼれ故よくわからない。
何年か以前に尖閣近海で中国漁船がぶつかってきた。
船長は一度は拿捕されたものの釈放されてしまった。
時の民主党政権下で仙谷さんは弱腰屁っ放り腰な軟弱外交の張本人として激しく揶揄されたのでした。
日米関係を悪化させ冷却化させた間隙をぬって好き勝手を許してしまったと世論は民主党外交を徹底的に非難し続けた。
国益すら守り切れない脆弱政権への転覆作戦が切って落とされた中で、ひときわ異色を放ったのが東京都による尖閣買収問題でした。
世論の後ろ押しで累積した巨額の寄付金をみて野田さんは敢えて国有化策を選択する以外道はなかった。
そして、とんとん拍子で台本の筋書き通りに事が展開し民主党政権は終に奈落の底へ捲くずり落ちていった。
処が彼の中国にしたら民主であれ自公であれどちらでもよい、大差はない。
尖閣国有化の筋書き台本の主をおちょくりからかってみたかったのだろう。
自公と維新の接点は大いにある。
集団的自衛権であの大国を味方にするもよし、あるいは日本国独自の外交力をより一層研磨し仕上げる手もよし、力のない老いぼれは只只固唾をのんで見守るしかない。
これからはどのような国論が作られてゆくのでしょうか。
 
この老いぼれとて一日本人、何とかせねばならないと願う思いだけはある。