老いぼれの独り言

イメージ 1
 
ひとりごと=その7
むかしの人はよく言ったものだ、“捨てる神ありゃ拾う神あり”・・
弁解の仕様なく、ただ一方的に当方に重大なる瑕疵があった。
諸悪の根源は、このわたしにこそある。
それゆえ、喧喧囂囂 (けんけんごうごう )たる怒号と非難 (ひなん )轟々 (ごうごう )たる悪口雑言が乱れ飛んだ。
まさに地獄絵図、針の筵に横たわる思いであった。
その中にあって、確かに救いの神が暗黒の闇夜に一条の光明を燈してくれた時もあった。
藁スベにすがりつく想いでその一言一句に耳を傾けた。
 
何を言われようが落度は当方にあって抗弁の仕様がない。
ただ、公言を憚って然るべき雑言も混在した。
困惑した。
三者の助言に救いを求め耳を傾けたこともあった。
此れも忘却の彼方へ追い遣るより仕方がない。
恐らく時の経過が全てを一掃し解決へと導いてくれることだろう。
“血縁より地縁”の言葉の意味を知るまで心棒強く自己修錬に相務めるより仕様があるまい。
最善の解消法は此の「地縁」の間柄を信ずるより他はないのだろう。
 
ふと「ミタケ」の文字がよぎっていったが・・・