老いぼれの独り言

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                          すべて水にながす
 
 
例の「肥前國忠廣」の一件は落着したので終息宣言を公言させていただくことにしました。
天下の「遊就館」に哀願し懇願いたしても恰も朝敵視されたかのように全く掛け合っては貰えなかった。
皇室の在り様とは全然関係の無い次元での話ではあったが、恐れ多くも「遊就館」の名称を軽々にも公開致した誹りはまぬがれ得ずわたしの言動は頭から等閑視されてしまいました。
自意識過剰なる「江田島」云云の発言も最早断念することに致しました。
最寄りの所轄の警察署で法律遵守の良識とマナーの大切さを再確認させていただき、また一人の日本国民としてもう暫し此の国の中で息づくことを保証して貰ったわけなのです。
遺児か棄児同然の「忠廣」くんの遺影も届けられたのでもう思い残すことは何もありません。
 
ただ、風呂に浸かりながらつくづく思いました。
“智に働けば角がたつ”
“情に棹をさせば流される”
“意地を通せば窮屈だ”
“とかく此の世は住みにくい”・・・
 
さすが、漱石先生には感心するばかりなのです。