老いぼれの独り言

イメージ 1
                                                           無断掲載
 
 
3,11あれから早や三年
1095日が過ぎ去ろうとしている
東北は甦ったか
たしかに不死鳥のように
甦りつつある
 
悪魔の息で
汚染されたまま
東電は
瓦礫のまま
廃墟のまま
とわに居座り居残る
 
過ちは過ぎ去ったか
過ちを悔い改めたか
跪きひれ伏して悔い改めたか
大自然に敬虔な気で敬服したか
 
理性の極致が科学文明を極限にまで
建屋が吹っ飛びメルトダウン
放射能汚染が暗黒の世へ誘う
暗黒の世に光明を齎すは
知性による叡智であると梅棹忠夫はいう
いま叡智を結集しなければならない
 
2月9日に判定の旗が揚がる
微妙なる判定が下りる
三人だけの審判の旗ではない
一千二百万人の旗が一斉に上がる
 
何ということかNHKは「脱原発論者」を斬り捨ててしまったと言う
 
3.11を機にわたしもあることを決意した
梅棹先生の ( さとし )の言葉
如何に貧弱でもいい
稚拙でくだらないものでもいい
素人臭くてアマチュア的頭脳でもいい
とにかく
ひとから唾棄されようとも
此の暗黒の世に光明の一筋らしき私見を燈すことはそれなりに評価され此の世に在ることを許されるのだとおっしゃった寛容の言葉救いの言葉
 
この言葉の支え在って何とか三年間続けられた
1000回投稿の日に因んで
感謝の意を込めて