老いのひとこと

イメージ 1
 
 
スーパー台風が鳴り物入りで日本に近付き列島を縦断して駆け抜けていった。
 テレビは大物台風をビックニュースとして捉えて四六時中追跡しながら克明に報道してくれた。
 進路予想が思ったより北寄りで此れは間違いなく今度こそは北陸に大接近いたすものだと外のようすを暫し覗っていたのだが睡魔には勝てずに床に就いてしまった。
 明朝は風雨激しくラジオ体操どころではなかろうと高をくくっりながら眠りに付いたことになる。
 ところが何時もなら、5時半過ぎには必ず目が覚めるはずにも拘らず本日はどうしたことかお目覚めが丁度630分になってしまった。
 ところが何のことはない、外は曇天ながらも雨は上がっているではないか。
 迂闊にも、台風襲来のテレビに噛まされてしまったのです。
 子供のようにラジオ体操の出席カードにハンコを押して貰えぬことを悔やんだりした。
 テレビの報道が悪いとテレビの所為にしてみても始まるまい。
 安易なことに妥協するちょっとした気の緩み安心感が朝寝坊と云う小さな災いの元になってしまった。
 油断大敵と云う戒めを今更のように思い改めたのです。
 何はともあれ、然程の被害もなく19号が通り過ぎ事無きを得たことは喜びと致さねばなるまい。
 霊峰白山連峰の山懐に抱かれる此処加賀百万石の城下町は幸いなことに諸々の災害から身を守られて来たことになる。
これすべて霊峰白山の加護の下にあるからなのです。
さあ、明日からまたラジオ体操に勤しみましょう。