老いのひとこと

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今日は打って付けの小春日和です。


例年通り他人の手を煩わすまでもなく自分の手で冬支度雪支度、「南天」と「千両」の木に雪害対策を施した。


赤い実はいずれが「南天」か「千両」か。


いずれ劣らぬ真紅の華やいだ艶やかさを競い合っている。


南天」は「難転」に相通じるというので大切に育てている。


育てるとは云うが実はなにもしない。


水もやらないし肥料とて施した覚えはない。


況してや、植え替えなんて考えたこともない。


それでも30数年間病にも冒されずにとても元気そのものだ。


さすが、「難転」というだけのことはある。


幹が密生するので古いのは根元より切り去ることにしている。


幼い実生の若木が偶に芽吹くことがあるがそんなに目立って殖えることはない。


それに反し、「万両」は植えたこともないのに勝手にあちこちで10本近くも平然と根付いて呉れるのです。


ヒヨドリの大好物らしいが果肉は消化されるらしいがどうも種子の部分は排便と共にそこらじゅうに撒き散らすとのことなのです。


道理で殖えるはずです。


「来たるものは拒まず、去るものは追わず」の教え通り愛おしく可愛がるのです。


一度、カメラをセットし捕食中のヒヨドリ君を撮らねばなりますまい。


 

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