老いのひとこと

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何の変哲もないメシ碗です。


自作の飯碗だが「四十万焼」の茶碗ではない。


電動轆轤の初体験で辛うじて制作したものにしたら


上手過ぎではないか。


その折に手解きを授かった講師の先生からのリードなくして在り得ない技なのです。


それにしても豪く出来過ぎの作品に仕上がったものではないか。


1号飴が程よく掛かり釉薬が流れて濃淡も生じて存在感を弥増す。


親指の跡も返って趣きを添えているではないか。


お気に入りの逸品として以来ご飯茶碗として愛用するのです。


盛り付けるは玄米飯ではあるが茶碗を持つ手で味わい舌で味わい気分で味わえるのです。


次回は手捻りでいい「額四土」で「四十万焼」の汁碗を作ってみることにいたしましょう。