老いのひとこと

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妙典寺の御住職は既にお亡くなりになられた。
間違いなしに此の御住職の手になる直筆の「津田近三 穴水町2番丁2番地」の保管文書を此の目で確と閲覧した。
これこそが、唯一絶対の信頼できる証文に違いはない。
此の住所に拘らざるを得なかった。
津田和三郎氏の末裔の存在や否や。
津田和三郎氏の御子孫が此の世に存在するや否や。
これを解き明かす使命が此のわたくしにはあるのだと固く信じて居る。
此の使命を果たし得るのは此のわたくしだけだと自負いたすのです。
願わくは歴史的会見を現実のものとし眼と眼を見合って御挨拶を交わねばならない。
残された時間的余裕はそんなに長くはない。
焦燥感に追い立てられながらあれやこれやと手を拱きながら齷齪致すのです。
穴水町通りの北山弓具店の近傍辺りに限定してそれこそはあれやこれやと手を拱きながら齷齪と聞き取り調査を為すが無情にも時の経過が解決の糸口を愈々遠ざけて行くだけなのです。
穴水町2番丁通りにて嘗ては由緒ある旧家の門を叩き古地図での検索を依頼までしたが朗報には至らなかった。
再度、市役所本庁の戸籍課で懇願したがやはり法律の厚き壁に突き放されてしまった。
せめて叔父津田全が役所に在職中ならばと悔やんでみても所詮せん無いことになりましょうことよ。
舟田氏をはじめ幾多の知友にお力添えをいただいた事には感謝申さねばなりません。