老いのひとこと

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石川県立大学の学園祭「響緑祭」へゆく。


お目当てはもちろん野菜即売の催しものです。


今年で三回目になろう。


年を追って盛況の度合いが弥益す益すようだ。


行列のできる即売会に見事進化した。


ある程度は覚悟したが大した長蛇の列には些か魂消る。


でも誰一人として甘んじて長蛇を受け入れ10時の開店を待つ。


どうした事か時刻が過ぎても一向に前へ進まない。


店内に入りいろいろ物色しレジを終えればお一人入室のまったくのゆったりペースには忍の一字耐えるしかないのです。


逸る気を苛立つ気を紛らわせ宥め賺して待つしかないのです。


その内、到頭一人の学生さんが走り出て叫び始めたではありませんか。


侘びのメッセージが発せられた。


既に店内の商品が品薄になってしまいました。


せっかくお待ちいただきましたが午後1時より再度開催するので是非またのご来店をお願いしますと深々と頭を下げる。


わたしたしは断念し諦めたが残余の皆さん方はそれでもなお厭うとことなく列をなしていたのには感心した。


県大フアンの層の厚さに大いに驚きました。


家内は云う、白菜一個300円のお値段はきっと天候不順のせいでしょうねと呟いていた。


 


 


誰が見ても此のみずみずしいお野菜は当然のことながら学生諸君たちが手塩に掛けたもののように伺えるが実はそうではないらしいのだが・・・