老いのひとこと

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ふれあい体育館の玄関ロビーはいつ見ても美しい、まるでホテル並みだ。


いつ訪れても清掃美化に精を出されるYさんをお見受けするのです。


その日はヘラでフロアにこびり付いた汚れを丹念に掻き取られている。


やはりガムを吐き捨てる不届きなお子さんがいるのですねと持ち掛けてみれば、いやいや最近はどうした事かめっきりガムの被害は少なくなったとおっしゃるではないか。


近頃の子どもさんは一昔前に比べれば挨拶もちゃんとできるしとてもお利巧さんばかりですよと語られる。


此の汚れはガムではなく零したジュースに埃が付着したものだという。


 


算数や国語の学力テストも良い成績らしいし道徳の授業もできて学校の先生は大変でしょうねとおっしゃるではないか。


ガムを捨てる子が少ないのは道徳の授業のせいだと云わんばかりでした。


更に続けて近頃の子どもは軟らかいものばかり食べているので顎の筋肉が衰え噛む力が弱まったのでチューインガムを噛む子が少なくったのでしょうかねととても面白いお話を為されました。


わたしは成る程成るほどと感心するばかりでした。


そう云えばほんの少し前までは良く道端にガムの噛み捨てが散乱し所構わず唾や痰が吐き捨てられていたのだが此処最近は確かに見たことがない。


非常によろしいことに違いない。


何が背景にあるのかは判りません。


 


チューインガムの消費量を検索すれば右肩下がりで4割減とある。


ガム衰退の原因がスマホに取って代わられたからだという何とも面白い。


ガムに代わるタブレット菓子とグミを早速コンビニで買い求めるおバカさんです。