老いのひとこと

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博から博道へ名前が昇華した。


博君は博道と名を換えて野田山に眠っている。


博君の前に暫し佇み改めてお別れの挨拶をさせていただいた。


これで幾分肩の荷が下り軽くなった。


 


博君の命日は6月11日だった。


丁度その日にはわたしは義理の叔母の亡き骸に添うて河北市の葬儀場に身を置いた。


その時、何処の誰かは判らねど何かを催促されたような不思議な霊感を感じた。


 


 


8月24日の日にわたしは我が寿陵の発注を為した。


11月4日には開眼供養に漕ぎ付いた。


11月21日の日にわたしは博君宅にて佛壇に手を合わせ御内室の道案内で故人が眠る野田山に参詣した。


驚くことに我が寿陵とは程近い呼べば声が届く一角に彼は眠っていた。


 


6月11日、彼の命日の日に何かしら人様から何かを催促された。


その催促の意味が今ようやく解けた。


「俺が近くにいるぞ」


「早く作らんかいや」


「待っとるぞー」と催促されたのでした。


博君の近くで眠れるなんて此れほど心丈夫なことはない。


今日も気味が悪いくらい好いお天気でした。