老いのひとこと

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大阪から朗報が届く。


孫が書初め大会で入選したとのメールが届く。


それも特賞を頂いたと云う。


目出度いことです天晴れなことです。


 


 


但し小二の孫が自分の思いで此の「うねび」の題字を決めたとは考えにくい。


恐らくは先生から薦められた言葉でしょう。


此の「うねび」はどう見ても畝傍山の「うねび」に違いなかろう。


山麓には第一代神武天皇が祀られし橿原神宮があり神武天皇陵も鎮座する。


今年は平成最後の年、数えて第百二十五代平成天皇ご退位の年に違いなく、それとなく「うねび」の題字がくっきりと浮かび挙がって来るではありませんか。


 


小二の孫にもその意味合いが理解できているかは分かりません。


孫の成長と共に孫たちなりに正しい皇室観が芽生え育んでいくことでしょう。


 


ただ懸念致すは何処彼のあの幼稚園での出来事のような極端なる戦前志向の歴史観を押し付けることだけは何としても御免被りたい。


尤も此れは良識ある公教育の場では在り得ぬ事でありましょう。


 


 


此の伸び伸びとした力強い筆使いを見たまえ。


紙面一杯に小二の孫は自分自身を十二分に表現した。


此の字姿のように伸び伸びと屈託なく此の筆勢のように勢いよく天に向かって大きく身もこころも育って行ってほしいものです。