老いのひとこと

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齢を重ねるとやれ血糖値がどうの血圧がどうのと煩わしい限りだ。


極力気にせず気に掛けないように努めるが性分柄中々た易くはない。


強めの降圧剤に切り替え後四日目に薬局にて計測すれば何と158mmhgでビックリ仰天だ。


慌てて深呼吸一番もう一度計っても148と65でガックリ落胆する。


一喜一憂してはいけないと思いつつもやはり肝っ玉が小さい厄介なものだ。


なら常時計測が叶うように一台欲しいなと思案いたせばふと脳裏をかすめる。


そう云えば家に一台あったはずだ、使わず仕舞いの古い測定器があったはずだ。


廃品処理しない限り何処かに在るはずだと又しても血眼で探しまわる。


血圧がどんどん上昇する、それをありありと自覚しながら探すこと一時間以上。


ところが在ったではないかガラクタの中からそれらしきものが出て来たではないか。


買い求めた記憶はない。


ならば何故わが手元に斯くなるものが在るのか完璧に頭から失念している。


 


何せ、ゴム製のポンプの部分もパイプ状の管も完全に劣化し使用不能だ。


ただ金属製の圧力計からnisseiの文字が読み取れどうもメーカーは現存する日本精密測器と分かった。


聴診器一式が付いた博物館行きの代物ではないか。


もしや修理が可能ならばと照会したが金沢には代理店も取扱店も置いてないとの返答でした。


 


ならば24時間測定器を一台奮発いたそうかどうしようか目下思案中・・