老いぼれの独り言

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今日は校下の社会体育大会の日、
6時半からテント設営に始まり終日初夏の日差しの下「健康の素」を浴び続けた。
 大変結構極まりない幸せな一日であった。
 ところが当町会は全種目にエントリーこそしているが肝心の選手がいないのである。
 選手層が極めて薄く特に血気盛んな青壮年が手薄で年寄ばかりが目立つのです。
 従ってお年を召された御方にしわ寄せが来ざるを得ない。
 それを見越してわたしはリレー競技以外の全種目に名乗り出て老骨に鞭打った。
 終日汗のかきっぱなしではあったが決して快汗ではなかった。
 やはり人間関係から来る人脈派閥のしがらみらしき得体知れぬ怪物が見え隠れしたりして心から快適な「健康の素」を享受することはなかった。
 疲れ切ってはいたものの尚道館日曜会におのずと足が向いた。
 やはり稽古に来てよかった。
 値千金のまさに快汗が全身から吹き出るように滴り落ちた。
 全身全霊で渾身の力を振り絞り一心不乱の打突が鬱積したモヤモヤ感を見事に一掃してくれた。
 やはり剣道は損得なしに好い。
 もう一度惚れ直した。