老いのひとこと

冬の弱い日差しのもと歩み始めたがいつとはなしに小粒の雨が中り始める。 次第に雨足が激しくなり本格的な降りだ、足元の裾が濡れてしまったようだ。 それでも意識せずとも石踏み公園へ、もうヘッチャラになった。 そしたら石の上で今日の題材を何にしようか…

老いのひとこと

妙典寺境内に鎮座する津田半山の墓には市の重要文化財指定に匹敵する大きな価値を有しよう。 住職さんを通し著名な郷土史家北春千代氏に掛け合うことを依頼したし、又わたし自身も彼の人物に書面にしたため懇願の書状を送り届けたにもかかわらず先方からは何…

老いのひとこと

大阪の双子ちゃんの妹奈央の色紙には「澄心靜慮」とある。 意味は何となく分かるが何方の言葉かは分からない。 図書館へ行かずとも便利なネットがあるので勉強しました。 中国の北宋の時代(日本の平安時代)の范仲淹(はんちゅうえん)というお偉い御方の言葉…

老いのひとこと

近来にない珍事、淋しかった僕の庭に又しても季節外れのバラが咲く。 人通りの少ない路地に佇む殺風景な枯れ木の垣根に一瞥を呉れる御方が現れました。 枯れた趣きある僕のお庭にそれとなく何となく気付いてくださっのなら矢張り素直に喜びを表せなければ失…

老いのひとこと 寄り添うように伊藤家の墓が 一回り以上年下ながらもわたしには掛買いのない朋友になる。 其の舟田敏さんと久し振りにジョイフルにて歓談した。 此の彼とは誠に不思議な御縁で十年以上のお付き合いを戴く、と云うよりわたしにすれば師と仰ぐ…

老いのひとこと

連日の医者通い内科のお医者さんからお薬を宛がわれヘモクロビンの数値が告げられる。 又々針が0.3跳ね上がり8.5%、改善どころか悪化の途を辿る。 しかし、差ほど気には掛けない至って平気だ、何故ならば信心するドクター和田の「血糖値と健康寿命と…

老いのひとこと

無断掲載 福山和人が感涙に咽ぶ。 数多の支援者に相済まないと自責の念に苛む。 屈辱感が激しく込み上げる。 頂点を手にする寸前に力尽きた。 力が及ばなかった。 男泣きに涙をこぼした。 一地方の田舎の雑人のひとりも同じく貰い涙にぬれました。 さぞかし…

老いのひとこと

先日の寒波襲来は西日本にも波及し交通機関にに被害を齎せたようだ。 雪神さまの取り計らいか其れとも白山連峰のお蔭か知らないが当地金沢近辺の積雪は雪国にしては難を逃れ大いに助かった。 歩道は兎も角車道の雪は消え去り歩くにはなにら問題はない。 真冬…

老いのひとこと

そう度々粗相を仕出かす訳にはいきません、最悪の事態を招かぬように細心の配慮のもと今日もお出掛けだ。 鳥やお犬様ならお咎めなしの無礼講だが人間様は然に非ず、せめて後始末とそれらしき箇所を丹念に捜すが見当たらなかった、自然淘汰に感謝す。 早起き…

老いのひとこと

90にも近くなれば体の機能も使い物にならなく傷んだ。 天気も良い、何時もように外歩きです。 フラワー薬局の辺りで突然腹部に射し込むような痛みと同時に便意が襲い来る。 起き掛けに一度用を足した筈だと思いつつあすなろ公園に辿り着く。 再び激しく催す…

老いのひとこと

宿貸さぬ 人の辛さを 情けにて 朧月夜の 花の下伏し 蓮月 蓮月さんの名句に肖りお茶碗を作った 古釘ではなく彫刻刀で彫り上げた 弁柄を渋茶と共に練り上げ凹部を筆でなぞるが 筆勢乏しく面白味がない 透明釉を掛けたが唯一取り柄は口縁部が白く変色し返って…

老いのひとこと

積ん読主義者が年年歳歳営々と積み上げたガラクタ雑本、とは申せど買った当初は立派な愛蔵本ではあったのだが長い年月を経れば自ずと劣化いたしましょう。 巧いことにCOOP大額店で乙なものを見付けた、「古本でお買い物券と交換」とある。 よし此処へ持…

老いのひとこと

元旦の激震から早や一か月が過ぎた、ふれあい体育館の駐車場は一時の満車状態からすれば少しばかり空きスぺースが目立つようにはなったが未だ九割方は埋まる。 両眼保護のゴーグルを掛けて参らば荷下ろし中の一台の車両に出くわした。 同じ人間同士自ずと声…

老いのひとこと

額谷ふれあい体育館は臨時の避難所として立派に機能しているようだ。 何処の市町村か定かではないが100台近く収容可能な駐車場は既に満車状態だ。 何かお手伝いの種の持主ならいざ知らず何ら為す術ない、むしろ逆にお邪魔を致しに参るふつつか者だ。 体育館…

老いのひとこと

少しく旧聞に属する拙い書き物になってしまいました。 連休明けに何時もようにお世話になろうと伺えば駐車場は閑散とする。 そう云えばワックス掛けだと判断した其の時に背後からスーツ姿の人物が近寄る。 両手には大きな荷物、それとなく声を掛ければ此の施…

老いのひとこと

無断掲載 泉君はむかし仲良しだった玉木君に一緒に遊ぼうねと誘えば、 玉木君は血相を変えて君の後ろにはあの恐ろしい志位君が付いているではないか、そんな泉君とはもう口もききたくないよと怖い目で睨み返す。 また泉君の後ろ盾となって呉れる芳野応援団長…

老いのひとこと

無断掲載 汚いお金で塗れた自民党政治は物凄い悪臭を放ち鼻持ちならない。 処が国民から見放された筈の自民党政治に期待を寄せる支持層が依然として高い、群を抜いて高い。 それに引き換え野党第一党の立憲民主党はその足元にも及ばない。 折角、政権を担う…

老いのひとこと

無断掲載 今日の発言欄に「復興の為万博中止の決断を」の記事を見た。 岸田総理に決断を促した勇気ある投稿だ、提案の主は決して政治的に偏った人ではない、紙上で時たま目にする市井の人に違いない。 取り敢えず、吉村知事・横山市長・馬場代表等は万博の象…

老いのひとこと

無断掲載 近藤和也が何処にも見当たらない、我が家購読の北陸中日新聞の「国会論戦ポイント欄」に近藤和也の記載がない。 同じく能登選出の西田昭二に関しては二か所に名が出る。 記者たちよ昨日の論戦の収録画像を再生し目を凝らせて見比べたまえ。 能登を…

老いのひとこと

無断掲載 能登半島地震の災害対策を予算委員会で審議されNHKは全国に放映した。 国会の中継場面を見て感涙に目が潤んだことは未だ嘗て一度たりとも無かった。 国民の信託を受けた国民の代表者は誰しも異口同音に被災民に寄り添い復旧復興を声高に叫ぶが其…

老いのひとこと

重さが2.85Kg高さが20Cm胴回り約38Cmのそれは見栄え良き珪化木を手製の台座に納めた。 此の台座の材料は額四峠で自家採収した額四粘土に違いない。 本体の珪化木は嘗て大額在住の山岸さん、久美ちゃんの嫁ぎ先のお祖父さんから戴きました。 こ…

老いのひとこと

無断掲載 バカげてる 人を喰いおった 八王子 八王子 悪のさばり居って テレビ消せ 銭っ子に 媚びへつらう おろか人 しらけ鳥に 乗って彼の世へ 飛んで逝きましょう まだ見ぬ 憲政の夜明け はる遠からじ

老いのひとこと

術後三日目の検診に行く、視力検査を施される。 レンズを取り換え取り換え何度も試みるがよく見えない、以前と何ら変わりはない、むしろ悪くはなってはいまいか。 本当は今回の視力を看護師さんに問い質しかったのだがどうしても聞けなかった、怖かったのだ…

老いのひとこと

恰もアフリカ大陸のサバンナに林立する疎開林に紛れ込んだキリンが2匹悠然と餌を食むではないか。 実に面白い流木を拾って来たものだ、手製の平鉢に安置すれば生きた光景に輝きはじめた。 何も考えずに薄ぼんやりと薄目で眺めれば遥か彼方のアフリカの雄大…

老いのひとこと

白そこひから解放され別世界を見る、鮮やかな色彩に彩られた視界は色弱者なりに極めて鮮明である、まさか色盲からも解放されたではあるまいに。 尤も視力の回復は今一で取り分け新聞が読みづらい、三種の眼薬がモノを言いいずれは大丈夫ですよと若き医師は言…

老いのひとこと

今日は真冬の快晴日でありながら片目眼帯で覆われこころは曇る。 点眼麻酔を三回受け手術台に載る、薄いヴェール3枚被せられるが執刀医が薄ぼんやりと目視できる。 もう一滴麻酔のような液体が注がれ、やがて左目の左端に注射針が近付き麻酔薬本体が注入され…

老いのひとこと

辰年の辰の字は龍とは何の関係もないらしい、単なる語呂合わせに過ぎぬという。 むかしの中国の人たちが十二支を言うとき辰を龍に準えたのだと言うらしい。 それにしても龍は罪なことをしたものだ、海の中の魚たちに混じって「タツノオトシコ」ちゃんを泳が…

老いのひとこと

表参道は車の長蛇の列必至に付き裏金ならぬ裏技を発揮して裏参道をひた走り、いとも簡単に白山比咩神社に着いた。 早々に参拝を済ませ待つこと凡そ三十分、やがて白装束の神官が紙垂(しで)を携え恭しくも現れた、後ろには松明を持つ学生服姿の鶴来中の生徒さ…

老いのひとこと

正月早々骨壺なんて縁起でもない、箱型と同じく此の甕型も得心の行く作品とは言い難い。 どうも蓋の部分の厚みが乏しく先日のような激震に触れれば一溜まりもなく転げ落ちるだろう。 チョコッとシャッポを被るような骨壺に納まってもオチオチ眠れやしない、…

老いのひとこと

物言わぬパソコンと独り相撲、又しても悪戦苦闘、神経戦にく たびれました、参りました。 カーソルは動くが作動しない、うんともすんとも黙り込む、強制終了しかない。 其れを何度も何度も繰り返す、電源コンセントの抜き差しを幾度も幾度も繰り返すが動こう…